高速道路でスピードに乗ると「ゴーッ」「ピュー」という音が気になったり、雨のあとに足元のマットがしっとり濡れていたりしたら、風切り音やドア周りのシール不良が疑われます。放置すると疲労の増大だけでなく、ガラスのくもりや車内のカビ、配線トラブルにつながることもあるため、早めの確認が安心です。

症状の整理 Wind noise

最初に「どんなとき、どこから、どんな音・漏れか」を整理しておくと、原因を絞り込みやすくなります。風切り音は、一般的に時速60〜80kmを超えたあたりから目立ち始め、速度に比例して大きくなり、側面やフロントガラス両脇の柱付近で聞こえることが多いのが特徴です。

雨漏りは、走行中よりも雨上がりや洗車後にマットやシートが濡れているかどうかで気付くことが多いものです。濡れている場所や範囲、発生したときの雨の強さ、発生頻度をメモしておくと、自分で原因を探るときにも、整備工場に相談するときにも役立ちます。

原因チェック Door seals

まずは外観から確認します。ドアとボディの隙間が左右で極端に違っていないか、ドアミラーやドアバイザーがぐらついていないか、ルーフキャリアやルーフボックスを装着していないかを見ておきましょう。特にルーフボックスは空気抵抗が増えるため、高速域で風切り音の原因になりやすい装備です。

次に、気になるドア周りの隙間を紙テープやマスキングテープで一時的にふさぎ、短時間走行して音の変化を確かめる「テープテスト」が有効です。音がはっきり小さくなる場所があれば、その周辺のドアの建て付けやゴムが怪しい目安になります。ドアの縁に付くゴム(ウェザーストリップ)が潰れきっていないか、硬くなってひび割れていないかも、指で押して弾力や密着感を確認してみてください。

雨漏りの可能性がある場合は、ドア下部の内張りに水の跡がないか、ラバー部分に切れやめくれがないか、マット裏やカーペットが常に湿っていないかを確かめます。ホースやペットボトルでやさしく水をかけ、車内側からドアの合わせ目や三角窓周辺などを順番に観察すると、漏れている位置を絞り込みやすくなります。

あわせて、ドア下側にある小さな排水穴が泥や落ち葉で詰まっていないかも点検しましょう。ここが詰まるとドア内部に溜ま