ETCの料金表示器で割引後の金額が正しく表示されなくても、その表示額がそのまま請求額になるとは限りません。圏央道の対象区間については、請求までに正しい金額へ修正され、利用者の手続きは不要と案内されています。

誤って表示されるのはどの料金か

案内されているのは、ETC利用時に料金表示器へ出る金額に関する誤りです。割引後の正しい料金が表示されない場合があるという内容であり、利用した際の表示と、請求される金額とを分けて捉えることが大切です。表示を見て疑問を感じたときも、まずは「割引後の料金の表示」に関する案内として読み、請求までの扱いについての説明と併せて確認しましょう。

対象となるのは、指定された出入り口を含む特定の区間をETCで利用した場合です。ETCを利用するすべての区間についての案内として広げず、自分が利用した区間と道路会社が示す対象区間を照らし合わせてください。「表示が気になった」ということと「案内の対象区間を利用した」ということを混同せず、どの利用分に関する説明なのかを確かめるのが、内容を読み違えないための確認点です。

表示額と請求額を分けて確認する

道路会社は、対象となる料金について、請求までに正しい金額へ修正されると案内しています。対象の利用分については、料金表示器で見た金額だけをもとに、割引が反映されないまま請求されると判断する必要はありません。利用時に表示された金額を確認することと、請求される金額を確認することは分けて考え、表示の誤りだけでなく、その後の修正についての説明も押さえておきましょう。

ここで注意したいのは、表示については「正しい料金が表示されない場合がある」とされる一方、その対象料金については「請求までに修正される」と案内されている点です。対象区間を利用する際の表示に関する説明と、対象料金を正しい金額に直す扱いを区別すると、内容を整理しやすくなります。請求内容を確認する際も、利用時に見た表示額だけを正しい料金の基準にせず、割引後の料金という観点で確認しましょう。

対象料金の修正に手続きは不要

今回の対象料金を正しい金額へ修正するために、利用者が手続きをする必要はありません。表示が正しくないときに、修正を受けるための手続きが必要だと思い込まず、手続き不要という案内を確認してください。ただし、これは今回案内された対象料金についての扱いです。別の区間や別の料金に関する疑問まで、同じ条件で修正されると受け止めず、対象となる利用分と手続きの要否を併せて確認することがポイントです。

表示額が気になったら、まず道路会社の案内と自分の利用区間を照らし合わせ、今回の対象に当たるかを確認してください。対象料金であれば修正の手続きは不要という案内を踏まえ、表示額だけで請求額を決めつけず、請求時には割引後の正しい金額になっているかを確かめましょう。