駐車中の当て逃げやいたずらが気になって、ドラレコ(ドライブレコーダー)の駐車監視を使いたい人は多いはずです。ただ、設定や給電方法が合っていないと、数日の駐車や短距離移動の繰り返しでバッテリー上がりの原因になります。駐車監視は、エンジンを切った後も衝撃や人の動きをきっかけに録画する機能です。証拠を残しやすい反面、停車中も電気を使うので、車に合った使い方が欠かせません。
給電方法を合わせる
まず確認したいのは、駐車監視の電気をどこから取るかです。シガーソケット給電のままだと、車種によってはエンジン停止後に動かなかったり、逆に想定より長く通電して消費が増えたりします。
実用的なのは、駐車監視用の配線キット(停止後も給電する部品)で電圧低下時の自動停止を使う方法です。走行距離が短い車や、週末しか乗らない車なら、車両バッテリーとは別の補助バッテリーを検討する価値があります。なお、バッテリー自体が弱っていると保護機能があっても余裕が少なく、始動性が落ちやすくなります。
設定で消費を抑える
ここで差が出るのが録画の設定です。常時録画は安心感がありますが消費は大きく、人通りや交通量の多い場所では動体検知が頻繁に反応して、必要のない録画が増えやすくなります。
- 衝撃感度は強すぎると、風や近くのドア開閉でも反応しやすい
- 動体検知は、通行人が多い場所ほど誤作動が増えやすい
- 録画方式は、常時よりイベント記録中心のほうが消費を抑えやすい
- タイマーや電圧低下で自動停止する設定は、長時間駐車で特に有効
もうひとつ大切なのが取り付け状態です。ドラレコ本体の固定が甘いと微振動を拾って誤検知しやすく、感度を上げても下げても安定しません。設定変更の前に、しっかり固定されているかも見直したいところです。
弱点が出る場面
駐車監視は万能ではありません。暗い場所では動体検知の精度が落ちやすく、ヘッドライトの反射や雨で不要な録画が増えることがあります。冬場や暑い時期もバッテリーの負担が増えやすく、普段は問題ない設定でも余裕が減ります。
数日以上動かさない予定があるなら、駐車監視を短時間モードにするか、必要に応じてオフにするのが無難です。セルの回りが弱い、アイドリングストップが効きにくいといった変化が出たら、設定だけでなくバッテリーの状態も早めに点検すると安心です。